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デジタルイラストが普及した今でもまだまだアナログ(手描き)イラストや漫画の方は多いですよね。

私も特に漫画はアナログ作画が多いです。

 

デジタルイラストを描く際でも線画作成まではアナログで行ってしまいたいという方も多いと思います。私も線画までアナログそれ以降の処理はデジタル…という場合が殆どですし。

 

でも、アナログで描いた線画をデジタル化するのは難しいのでは?と心配になる方もいらっしゃるかと思います。

クリップスタジオではこの作業かなり簡単に行えるので今回は「アナログ線画のデジタル化」をやっていこうと思います。

 

デジタルでの線画作成よりアナログのが…という人も昔描いた線画をデジタル着色したいという人もよろしければお付き合い頂けると嬉しいです!!

それではよろしくお願い致します~

 

線画の作成方法

デジタルイラストの線画作成方法には色々あります。

 

下描きからペン入れまで全てデジタルで行う方法

これは全てペイントソフトで行えるので手間は掛りませんね。デジタルに慣れている人はこの方法が一番早いって言いますし

下絵までアナログその後デジタルでペン入れ

こちらも多いと思います。下書きをコピー用紙等にアナログで描きそれをスキャナで取り込みその後ペン入れ用レイヤーを作成しペン入れ…という方法ですね。デジタルでのイラストカットの仕事ではこの方法でペン入れをする場合が私は多いです。(表情等の差分が別レイヤーにて作成し易いので)

 

そして、今回説明させて戴くアナログ線画をスキャナ取り込みしてデジタル化(レイヤー化)をする方法となります。

アナログ線画を取り込む

アナログで線画まで作成したこちらをデジタル化します。アナログペン入れの場合下絵には消せる色芯のシャーペン芯を使用するとスキャナと取り込んだ時に色芯の色を消せるので消しゴムで下書きを消す手間が省けます。

色芯の色は水色(uniのミントブルーがオススメ)が良いですよ。

 

では、線画を取り込みます。

取り込むサイズのキャンパスを設定し、ファイル→読み込み→スキャンを選択して行きます。

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そうするとスキャン画面が出ます。

取り込むdpi数を指定します。この時、キャンパスのdpiに合わせて取り込むのですが…ただ取り込むだけならば100dpi以下でも良いと思いますが…着色目的等でしたら300以上で取り込むと塗り易いです。ですので、キャンパスのサイズも300以上が良いですね。

 

漫画等々同人誌作成や後に印刷目的で線画を取り込むのであればdpiも600以上必要になります(印刷した時に画像が乱れないように)。その場合結構時間が掛りますので気長に行って下さい

 

取り込んだらこうなります(解り易いようにキャンパスを大きく設定しています)。

この時、画像レイヤーは通常のラスターレイヤーでは無くベクターレイヤーとして作成されます。

このままだと色が暗いので色の調整を行います。

 

レイヤー→新規レイヤー→補正レイヤー→レベル補正…の順番に選択して行きます。人によっては明るさやトーンカーブをしようするのですが私はこのレベル補正のみで画像調整を行っています。

 

レベル補正の画面が出てきました。その時にレイヤーバーには画像レイヤーの上に「レベル補正レイヤー」が出来ます。

 

 

▲のカーソルを左にやると黒が濃く、△のカーソルを右にやると白がより鮮明になります。ここをぐぐっとして黒が目立ち、背景が真っ白になるまで調整します。

大体この辺りで良いと思います。

調整が終わりましたら

レベル補正レイヤーを下のレイヤーへ結合をクリックし結合させます。

これで画面調整が完了しました。勿論このままではただの背景が白い一枚絵ですので次に線画だけをレイヤー化する作業に入ります。

 

アナログ線画のレイヤー化

今の段階ですと↑のような状態です。これから線画のみをレイヤー化し他の白い部分を捨ててしまいます。

 

画像のレイヤーを選択している状態で、編集→輝度を透明度へ変換をクリックします。

これで輝度が高い部分(白)が透明化し、黒の線画のみが残り線画のレイヤー化が完了しました。

 

普通に取り込んで輝度を~でも出来るのですがその場合薄暗い部分は残り綺麗に線画のみをとは出来ないので画像調整が大事になります。

一度フォトショップでアナログ線画のレイヤー化を行ってみたのですが結構面倒くさい印象があったのでクリペやSAIのお手軽さには驚きました!

 

出来上がった線画に着色やベタ、スクリーントーン等々の処理をして完成させていく…感じですね。

 

まとめ

デジタルが普及してもアナログはまだまだ負けませんしご自身の使いやすい工程の道具を分担するのも良い事です。

漫画は特に線画まではアナログでトーンやベタの処理はデジタルという方法で行う方も多いですので自分が良いと思った方法をどんどん活用していって沢山絵や漫画を描いて下さいね!!



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